東京都に緊急事態宣言が発令された2020年4月、「演芸ファンのお客様へ配信で落語を届けたい」とのご相談をいただき、橘家文蔵師匠のオンライン落語会を担わせていただくこととなりました。
無観客による弊社スタジオでの配信からはじまり、現在は高田馬場にある演芸場でお客様を入れた月に一度 公開配信を行っています。基本は有料配信ですが、謝楽祭などのイベント時には無料での配信を行うこともあります。
初回は高円寺三角地帯より、完全無観客で配信を行いました。この時の視聴者は約800名。
弊社内スタジオより。2020年の5月には連続10日、様々な噺家や色物の師匠方をお呼びし、配信で寄席を再現するような試みを初めて行いました。 落語はお客様の目線でカメラ1台の固定ですが、紙切りや太神楽などの芸を上から狙うカメラワークなどで工夫し、好評をいただきました。
年に一度、観客を入れたハイブリッド配信「文蔵組大落語会」を開催。
「文蔵の寄合酒」と題し、師匠の自宅やなじみのお店から噺家の座談会的な無料配信を行うことも。落語会とは異なるくだけた内容でこちらもファンの多い番組です。