UST-BOX 最初のセットアップ

JUNS UST-BOXを導入いただいたお客様向けの 納品時、基本的なセットアップの手順・方法について解説します。

1.ボックスを開けます。

①②の順に、BOXのフタを空けてください。

UST-BOX

2.主電源の電源ケーブルをつなぎます。

上の写真で、②のフタを空けた中がUST-BOXのフロントです。
フロントには1Uの電源モジュールが収納されています。UST-BOX内に収納された機材は全てこの電源モジュールから電力を供給します。BOX背面に、電源モジュールの電源ケーブルがありますので、コンセントに接続し、フロントのモジュール右側の赤いスイッチを入れて下さい。これで配信PC以外は自動的に電源が入ります。
※主電源は なるべく安定した電力を供給できるよう、壁のコンセントから直接ひくなど、ご配慮ください。
※主電源のケーブル以外の配線は、外されたり抜かないようにご注意ください。

UST-BOX 電源の入れ方

3.配信PCにモニターなどの周辺機器を接続します。

UST-BOXの中に、JUNSの配信用PCが収納されています。BOX背面にモニターやUSBなどの入出力端子がありますので、PCの電源を入れる前にモニターなどの必要周辺機器の接続を行ってください。

UST-BOX PC背面

モニター接続用のグラフィック端子は、UST-BOX PowerモデルとRegularモデルとで、位置が異なりますが、端子はDVI、HDMI、RGBが各1端子ずつ、あります。(上の写真はPowerモデルです)
このうち、HDMI端子は ポン出し用ソフト「ちょっとPON!」で使用するため、既に配線がされています。PC用のメインモニターはDVI端子に接続して下さい。
そのほか、キーボード・マウス、LANケーブル、スピーカー(必要な場合)なども各端子に接続して下さい。

4.配信PCの電源を入れます。

UST-BOXフロントより、配信PCのパワースイッチを押して、配信PCの電源を入れてください。

電源投入

配信PCに接続したメインモニターにWindowsが起動してきたら、正常です。
配信ソフトの使い方、配信方法等については「Wirecast配信ガイダンス」を参照下さい。(※2012/8/21現在、Wirecastは最新バージョン4.1.3となります。チャンネルの入力など、上記ページから多少異なっている箇所もございますので、ご注意下さい。ProducerProをご使用の方も基本的な設定は同じです。ご不明な点がありましたら、個別にお問い合わせください)

5.スイッチャー〔ATEM〕への接続

お客様の構成により異なりますが、ATEMはUST-BOXのフロントもしくは上部に設置されています。

ATEM-カメラの接続

ATEM Television Studioの左側に並んだ端子に、カメラからの入力を接続します。
端子はHDMI4端子、HD-SDI4端子ありますが、HDMI1端子はポン出し用ソフトに使用するため、配線済となっています。基本的に、それぞれ番号の若い順に接続して下さい。なお、最大入力は6つまでで排他仕様です。(例えば、HDMI端子にカメラを3台接続した場合は、SDI端子は2つしか使用できなくなります)

マルチビュー、プログラムアウト

スイッチャー用としておつけしているモニターは、基本的にHDMIのマルチビュー端子へ接続してください。
お客様がSDI対応のモニターをお持ちの場合は、そちらをご使用いただいても構いません。また、プログラムアウト用のモニターが必要な場合は、別途ご用意のうえ HDMIかSDIで接続を行って下さい。

その他、セットアップ方法や接続についてご不明な点がございましたら、お電話もしくはサポートお問い合わせフォームよりご連絡ください。