EDIUSでリアルタイムにテロップを出す方法【UST-BOX】

UST-BOXのエンコードPCには当社オリジナルのポン出しアプリ「ちょっとPON!Lite」がインストールされており、テロップやトリキリの静止画等をスイッチャーに送出することが可能です。ただし、「ちょっとPON!」で出力する素材は予め作成し保存を行っておく必要があり、同通和訳やスポーツのスコア表示等、リアルタイムに編集を行うようなテロップ送出には向いておりません。
そこで、ここでは動画編集ソフト「EDIUS Pro9」を使用してリアルタイムにテロップを編集しスイッチャーに送出する方法をご案内いたします。(EDIUSは基本仕様には含まれておりません。使用する場合は、オプションで追加いただく必要がございます。)

EDIUSを起動します。
UST-BOXでは、2枚目のディスプレイがATEMスイッチャーのHDMI入力1に接続されています。モニター1(操作用モニターに接続している方)にのみ、EDIUSの編集領域が表示されるようにワークスペースを移動させてください。
モニター2(スイッチャーに接続している方)にはEDIUSのプログラム映像のみ表示させます。(モニター1の編集ウィンドウでプログラム映像をダブルクリックすると、モニター2にプログラム映像がフルスクリーンで表示されます)

上部メニュー「ツール」より「クイックタイトラー」を起動します。
赤枠のプレビューモードをONにした状態で、出力したいテロップの編集を行って下さい。
テキストの色は、重ねるカメラの映像に合わせて指定してください。(黒字は抜けてしまうので使用できません。また、黒に近い色も抜けてしまうことがあるので、実際にカメラ映像と重ねて確認してください。座布団をつける場合も同様です。)

ATEMスイッチャーでのテロップの抜き方については、別途UST-BOXのマニュアルを参照ください。